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手作りおもちゃコンテスト

2024.06.04 更新

ベテラン保育士が解説!2歳児向けの手作りおもちゃの注意点

京進の保育園HOPPAでは、毎年「手作りおもちゃコンテスト」を開催しています。参加の対象は、保育士を目指す学生の皆さん。2歳時を対象とした手作りのおもちゃのアイデアと実際の作品を審査します。

「2歳時向けの手作りおもちゃ」と聞くと、いろいろアイデアが浮かんできますよね。でもちょっと待ってください!「手作り・2歳児」ならではの注意点があるのです。

そこで必見なのがベテラン保育士による動画解説!2024年の開催告知ページに掲載の「HOPPAの現役施設長による事前セミナー」動画をぜひご覧ください。

手作りおもちゃの歴史

解説担当として登場するのは、保育園の現役施設長3名。HOPPAの保育事業部でエリア長を務める方々です。深谷さんからは手作りおもちゃの歴史のお話がありました。

保育園のおもちゃは『発達を促す道具』として捉えます。子どもが真剣に夢中で遊ぶときに一番発達をするからです。楽しかった、という思いで遊びを終わらせられるよう危険がないことはとても大切です。

ひとりひとりの「楽しい」や「好き」に合わせ、それぞれの「その時」を逃さず想いをのせられるのが手作りおもちゃです。

ペットボトルにラベルの破片と水を入れて手作りしたおもちゃを、とても喜んだお子さんのエピソードが印象的です。ペットボトルが子どもにとってたったひとつの大事なおもちゃになる、そんな場面が想像できるお話でした。

また、脳性まひのお子さんのためにお母さんが手作りしたおもちゃの話からは、「その時」を逃さず想いをこめた手作りおもちゃの意味が伝わってきました。

2歳児の特徴

水津さんからは、今回制作するおもちゃの対象「2歳児」の特徴について解説がありました。

運動面では、「速い・ゆっくり」「強い・弱い」「高い・低い」などがわかりはじめて自分で調整ができるようになります。手指の発達がすすみ、小指側の指に力をいれてさまざまな動作ができるようにもなります。

右手と左手に違う動きをさせられる、2つまでの数が言葉でわかる、一定時間集中して遊べるようになるなど2歳児の発達段階について具体的に理解できます。

表現面では、語彙が爆発的に増え、大人を真似たままごとなどの遊びが豊かになります。ブロックを電話に見立て、大人の口調を真似て「すいませんね」などと楽しく遊んでいます。

注目は、実際の保育場面の動画です。HOPPAの知育で色や数字の理解を通じた遊びや、おもちゃを扱う手元の様子を見ることができます。2歳時の手指の使い方をじっくり見ることができ、おもちゃで実際に遊んでもらうイメージの参考になりそうです。

おもちゃ作りのポイントと配慮すること

齋藤さんからは、実際のおもちゃ作りで重要になる5つのポイントの説明がありました。

安全面の配慮、廃材の利用、接着の方法、衛生面、細部のチェック、それぞれについて具体的で詳細に解説されているので、手作りおもちゃを作る前には必ず確認が必用です。

「壊れないもの」「誤飲防止」といった安全面への配慮はもちろん、廃材利用のアイデアは実際の保育現場で経験を積んだベテラン保育士ならではです!

まとめ

ベテラン保育士さんによる動画を見ると、「2歳時向けの手作りおもちゃ」における細かい配慮と工夫がよく理解できます。ぜひ、子どもたちが目を輝かせて遊んでくれるようなおもちゃ作りの参考になさってください。

動画が掲載されている「手作りおもちゃコンテスト2024 開催!」ページはこちらから

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