保育士の仕事&キャリア
2022.06.06 更新
安心して保育園で働くために|HOPPAの研修と災害対応体制をチェック !
HOPPAの保育園・認定こども園・幼稚園では、大切なお子さまを預かるにあたり「仕組み」「設備」「職員の専門性」の3つを軸に卓越した安全・安心の実現に取り組んでいます。
今回は保育園の園内研修、災害時の対応といった「職員の専門性」向上を支援する取組みをクローズアップしてご紹介します。
保育園や保育に関わる全てのスタッフに求められる専門性
保育園児を取り巻く環境には予想外の事故や事件、自然災害などの危険が潜んでいます。道路を渡らない、知らない人についていかないなど、日常生活にある危険から身を守る方法を子どもたちに教えることは、保育士の重要な仕事です。
そのためには、保育園や保育士自身が危険な場面に対応するための専門的な知識や技能を習得することが求められています。
危険・事故への対応マニュアルを整備
散歩などの外遊びは、保育園児にとって自然と触れ合い、地域社会を体験するよい機会です。同時に自動車との接触、不審者との遭遇などの危険も想定し、安全に備える必要があります 。
また、午睡(お昼寝)の時間も、口の中に異物が入っていないか、顔のまわりに呼吸の妨げになるものがないかなど、事故を未然に防ぐための確認(呼吸チェック)が必須です 。
HOPPAでは危険や事故への対応を各職員の知識・経験に委ねるのではなく、対応マニュアルを整備し、保育園で働く職員と共有しています。
マニュアルに基づいた研修も定期的に実施し、保育園全体で危機管理能力を高める取組みを徹底しています。(動画を使用した研修や、Zoomを活用した研修も積極的に実施)
また、各園からは事故や怪我、ヒヤリハット事例(実際には事故にいたらなかったがヒヤリとした状況)を随時社内データーベースに報告してもらっています。
本部では、毎月報告された全園分の内容を集計し、「どの曜日、どの時間帯、どのような場面で事故が起こっているか」などの傾向を洗い出しています。結果は、保育の現場である園にフィードバックし、再発防止に活用しています。
その結果、各園でのヒヤリハットへの意識が高まり、ここ数年の統計では確実にけがやヒヤリハットの件数が減少しています。
保育園における災害への備え
昨今、増えている自然災害に対しても保育園として対策をとっています。
・毎月、避難訓練・防災訓練を実施
保護者へ保育園児を引き渡すなど具体的な場面を想定した訓練を行っています。いざというときに冷静に対処し、子どもたちの安全を確保できるよう備えています。
・防災セット、食料、衛生用品の備蓄
大規模災害に備えて、ラジオや懐中電灯などの防災セット、約3日分の食料、水、衛生用品を備蓄しています
・自治体が主催する訓練に参加
定期的に開かれる自治体の訓練に参加し、災害対応の専門知識を習得しています。また、地域の避難施設や消防・警察など各機関との連携を深めています。
保護者・地域との連携
保育園児の安全や命を守るという任務をスタッフが個別に抱え込むことがないよう、職員間や保護者との情報共有を徹底しています。
保護者とは連絡帳や登園・降園時のコミュニケーションを通して情報交換を行い、毎日のミーティングで共有して、全職員で子どもたちを見守ります。
また、近隣の医療機関(内科・歯科)と嘱託契約を結び、定期的な健康診断のほか日常の健康相談(慢性疾患やアレルギーへの対応など)ができる体制を整えています。
HOPPA(HOPPA)では、子どもたちを守る立場にある職員が不安なく保育に取り組むためには、卓越した安全・安心の実現に向けた研修や災害への備えは欠かせない要素と考えています。
今後も保育士や保育園で働く職員の働きやすさにつながる取組みを進めていきます。興味をもたれた方はぜひ採用ページもご覧ください。
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最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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