保育士の仕事&キャリア
2024.12.17 更新
保育園児の想像力を育む自分で作るおもちゃ&遊びのアイデア5選
幼児期の保育園児に接していると、豊かな想像力に感心することがあります。既成のおもちゃで遊ぶだけでなく、自分で何かを作ったり、新しい遊び方を考える働きかけは、大きな成長のきっかけにもなります。
保育園児自身がおもちゃ作りに関わり、それを使った遊びで一緒に楽しい時間を過ごせるようなアイデアをいくつか紹介していきます。
1. 紙皿フリスビー
紙皿を使ったフリスビーは、材料が身近にあり、簡単に作れるおもちゃです。紙皿の中央を切り抜き、外周に装飾を施します。色を塗ったり、シールを貼ったりして自分だけのフリスビーを作れるよう準備をしてあげましょう。
紙皿でできているためけがやものを壊す心配もなく、子供たちは自分で作ったフリスビーを飛ばして遊ぶことができます。屋外でも室内でも楽しめる紙皿フリスビー遊びは、運動能力の向上にも役立ちます。
2. ソックスパペット
使い古した靴下を使って、かわいいパペット人形を作ってみましょう。ボタンやフェルトを接着して目や口をつけ、髪の毛や帽子を付け加えて個性豊かなキャラクターを作ります。子供たちは、自分で作ったパペットを使って、お話を作ったり、演劇ごっこを楽しんだりできます。
3. DIY楽器
音を出すことができるおもちゃは、子供たちに大人気です。紙筒やプラスチックの容器にビーズや米を入れて、シェイカーを作ります。装飾を加えれば、見た目も楽しい楽器に変身します。
子供たちは、自分で作った楽器を使ってリズムをとって楽しむことができます。最後に、みんなで演奏会をするのも盛り上がりそうですね。
4. 簡単なボードゲーム
段ボールや紙を使って、オリジナルのボードゲームを作ってみましょう。ゲームのテーマやルールを子供たちと一緒に考え、カラフルにデザインしてみてください。駒やサイコロも手作りして、オリジナルのゲームを完成させます。友達や家族と一緒に遊ぶことで、コミュニケーション能力や協調性を育むことができます。
5. フェルトブック
フェルト生地を使って、小さなフェルトブックを作りましょう。ページごとに違うテーマや物語を設定し、フェルトで作ったキャラクターや小物を貼り付けます。触って楽しむことができるこのフェルトブックは、手先の器用さを養うとともに、想像力を刺激します。子供たちは、自分だけの特別な本を作ることで、読み聞かせの楽しさをより深く感じることができます。
自分自身が制作に関わったおもちゃは、園児にとって特別なものになります。手作りおもちゃを使った遊びでは、子供たちと対話をしながら創造力や想像力を引き出してあげましょう。家に持ち帰れば、保護者との会話もはずみそうです。ぜひ、いろいろなアイデアを取り入れて、楽しいおもちゃ作りを楽しんでみてください。
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