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保育士の仕事&キャリア

2024.09.10 更新

新卒保育士さん必見!保育職の就職先の選び方とその理由

保育養成校の学生を対象としたアンケートの結果を参考に、保育士を目指した理由TOP3と、就職先を選ぶ際に重視するポイントをご紹介します。あわせて、保育士学校を卒業したあとに保育職ではなく一般職に就いた学生たちのアンケートデータも見てみましょう。

自分の志望動機をしっかり整理できると、保育職の就職活動の際にもブレずに保育職選びができます。先輩新卒保育士がどんな風に就職先を選んだか、保育士を養成する学校の学生さんはぜひ参考にしてみてください。

保育職の就職を目指す理由TOP3

1位 保育者になることが夢だった(78.6%)
2位 資格・免許が取得できる(25.2%)
3位 授業を通して保育の面白さややりがいを感じた(24.5%)

養成校の学生たちが保育職への就職を決めた理由のランキングを見ると、1位の「保育者になることが夢だった」が他に大差を付けて1位でした。子ども好きな人の憧れの職業として挙げられる保育のお仕事ですが、小さいころからの夢として根強い人気を誇っていることが分かりますね。

2位の「資格・免許が取得できる」からは、保育士免許という国家資格に魅力を感じていることがわかります。保育士という資格職で働きたい、という安定志向から保育職を目指すパターンも多いようです。

また3位の「授業を通して保育の面白さややりがいを感じた」のように実際に職場に近い環境に身をおいたり、知識を深める中で保育職の仕事の奥深さややりがいに気づくケースもあります。

養成校から一般職に就職した理由TOP3

1位 実習で保育をすることに自信をもつことができなかった(40.4%)
2位 給与・福利厚生が充実している(31.1%)
3位 休暇の保障や労働時間が適切(24.7%)

一方で、保育職の養成校から一般職へと就職した学生たちの理由TOP3を見ていると、最大の理由が実習での挫折。他には労働時間が長いという保育職へのイメージから就職を断念した様子がみてとれます。

また、一般企業の方が働く環境が良い、と考えた人も多いようです。ただ近年は、保育職の人手不足を解消するため、さまざまな助成金や補助制度の利用や導入が進められています。保育職の待遇や労働環境は改善しつつあるので、希望に合う働き方ができる保育職探しも可能になっています。

保育の就職先を決める際に重視することTOP3

1位 園の保育理念・方針や保育内容が自分に合っている(55.6%)
2位 職場の人間関係がよい(48.2%)
3位 保育環境が充実している(47.1%)

養成校の学生が保育職での就職先を決める際に重視することのランキングを見ると、1位はまず「園の保育理念・方針や保育内容が自分に合っている」ことでした。

保育職と一口に言っても、多くの保育園児の世話をする大規模な園や、少人数の子供たちのケアをする小規模園では保育方針や保育内容に大きな差があります。保育職に就職した理由で最多だったのが「保育士になるのが夢だった」からとある通り、それぞれの学生さんたちに「なりたい自分・やりたい保育」のイメージがしっかりとあることが伝わってきますね。

続いて2位、3位は「職場の人間関係がよい」「保育環境が充実している」ことがランクイン。保育は園内のスタッフ全員のチームワークと連携が大切なので、他の職種よりも職員同士の連携や環境が重要だと考える人が多いようです。

まとめ

いかがでしたか?保育士養成校を卒業し、保育職での新卒入社を選んだ先輩がどのように就職先を選んだかをみてきました。進路選択の理由や優先順位を整理しておくと、就職活動で迷わず、より良い選択ができます。先輩の意見を参考に、保育職での新卒就活を成功させてくださいね!

参考)保育士の現状と取組み
https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000661531.pdf

  • 【保育士試験】筆記試験の解答方法変更【2024年後期試験より】

  • 保育の現場で役立つ!保育士のための感染症予防ガイド-前編